1　発達障害の特性を理解し

不満の原因を見つける

 

「忘れっぽくて困っている」

「こちらの気持ちを考えない言動が多い」

「自分の友人とコミュニケーションを取ろうとしない」

 

このようにパートナーに対して、

様々な不満や悩みを抱いている人も

多いのではないでしょうか？

ですがこれらは発達障害の特性と合わせていくと、共通していたり

関係性が見えてくることもあります。

 

「なぜだろう？」

「原因はなんだろう？」と考えていたものが、「発達障害の特性か！」と分かるだけで

すっきりすることもあります。

 

2　自分の考えや意図を伝える

 

発達障害がある人は相手の意図や感情を読み取るのが苦手です。

そのためこちらが困っている、直してほしいと思っていても

悪気なくそのような行動や発言をしている可能性があります。

 

もし困っている、直してほしいというところがあったら

「何が嫌だったのか」「なぜ嫌なのか」「どうしてほしいのか」を具体的に

分かりやすく、丁寧に伝えることを心かけましょう。

 

伝え方を工夫すれば素直に受け入れてもらえ、良好な関係性を維持できると思います。

 

3　あまりに辛くなったり、落ち込んだりすることがあったら

距離を置いてみる

 

話し合いをし、こちらの意思を伝えても悩みやストレスが改善されない場合は

ある程度距離を置くことで抱えているストレスや悩みが改善することもあります。

通常だと、ただ「距離を置きたい」と伝え簡単に理由を説明すれば解決しますが

発達障害の人は、普通の人よりも

「そこまで言わなきゃわからないの？」「なんで察してくれないの？」と

感じることもあるほど、「距離を置きたい」の言葉の裏側にある気持ちを

読み取るのが難しいです。

 

ですから、少し距離を置きたいと思った場合は、感情的に不満をぶつけるのではなく

「何が不満だったのか」「どうして距離を置きたいのか」

丁寧に分かりやすく具体的に理由を説明することを忘れないようにしましょう！

 

4　発達障害のパートナーとの生活を取り上げた作品を読んでみる

 

最近はTwitterやInstagram、そしてnoteなどで自分の生活を発信する方が

増えてきました。そのなかでも、発達障害を抱えるパートナーとの生活や恋愛について

取り上げている方が数多くいます。

 

TwitterやInstagramでは4コマ漫画形式の投稿が多く、noteでは日記やエッセイの形式で投稿されていることがあります。

 

発達障害の特性を分かりやすく理解できますし、発達障害のパートナーと

楽しく暮らしている様子が分かることで

自分の気持ちもポジティブにしてくれるでしょう。！

＃発達障害　＃ADHD　＃ASD

などで調べてみると、関連した投稿が出てくるのでぜひ探してみてください！

 

一つだけ注意！

パートナーが発達障害ならカサンドラ症候群には気をつけましょう！

 

家族や友人、恋人に発達障害の人がいる人は、悩みやストレスを抱え解消されないまま

悪化した場合にカサンドラ症候群を発症することがあります。

 

カサンドラ症候群の症状としては、偏頭痛や自立神経失調症といった身体的なものから

自己評価の低下やうつといた精神的なものまで様々です。

 

家族や恋人となれば生活の中で接する機会は多いですし、心を通わせたいと思うものです。それが難しくストレスを感じてしまうのは当然かも知れません。

その結果、心身ともに弱ってしまうこともあります。

もし、自分自身に異変を感じたら専門機関に受診・相談してみて下さいね。

 

いかがでしたか？

発達障害のパートナーと上手く付き合うにはパートナーが発達障害の場合

発達障害の特性に合わせ生じる悩みや不満は変わってきます。

発達障害がある人で恋愛結婚に悩んでいたり、困っている人は大勢います。

自分が発達障害でも、パートナーやその家族が発達障害でも

恋愛結婚において大切なのは、特性や個性、困りごとをお互いに理解することです。

嬉しいこと、嫌なことを伝え合い、理解することで関係を深めましょう。

自分とパートナーだけで解決できないときは周囲や専門機関に相談するなど

 

サポートを得ながら素敵な恋愛を楽しんで下さいね！

 

・差別のない恋愛を楽しみたい！